横浜トリエンナーレ2008に行ってきた

 総じて「ガランとした倉庫の隅っこの方に展示物があり、『何だろう?』と思って行ってみるとただの馬の鞍だった」みたいな感じだった。そういうのも嫌いではないけれど、なんかこう、自分のような美術的素養に全く欠ける人間にもストレートに「すげぇなぁ!」と刺さってくるようなものがあって欲しかった。映像作品の展示がやたらと多く、途中からは見る気にならないので「あー、また映像か。次行こ」となってしまうケースが頻発するのもネック。ただ広い空間を歩きながら美術品をボーッと眺めるみたいな行為自体が結構好きなので、3年後も開かれるならまたフラフラと行ってしまいそう(平日に)。