日本「怪死」事件史

日本「怪死」事件史 (宝島社文庫 587)
日本「怪死」事件史 (宝島社文庫 587)

 日本では事件性が素人目にもわかるぐらいはっきりした死体でないと司法解剖されないらしい。事故に見せかけて殺されている人というのが結構いるのかもしれないなぁ。「航空機の尾翼はライト兄弟以来、戦闘と衝突の事故以外で壊れた事はない」という安部譲二の力強い主張を読むと、「123便は撃墜された」という説を半分ぐらい信じてしまいそうになる。