辰巳悦加選手の薄幸感


 大して興味はないものの、やっていると何となく見てしまう世界陸上。女子3000M障害に出ていた辰巳悦加選手は美人だなぁ。現在求職中のため失業保険で生活しているらしく、ついたあだ名が「ハローワークの星」。何も失業保険を膨らませんでも…。普通に「美しき障害ランナー」とか、そういうのでいいんじゃないの? でもこういう「美人だけどどこか日の当たってない感じ」っていいなぁ。そもそも障害3000Mという競技自体が微妙な感じだし、何で数ある陸上競技の中から障害3000Mに賭けようという気持ちになるのか…などと思いながらボーッと観戦していたら、辰巳選手はいきなり一周目の水ごう障害で他の選手に押されて転倒(やっぱりそういう星なのか!)。二周目でも転倒してとうとう最下位(見ちゃおれん!)。

 それでも最後まで諦めずに完走した辰巳選手の姿には、何か輝くものがあったと思う。太陽の輝き、才能の輝きではない、ただただ懸命であろうとする人間の放つ輝き。辰巳選手の姿を次回大会でも見れると良い。自分も懸命であらねば!