X-MEN ファイナル・デシジョン

X-MEN:ファイナル ディシジョン (新生アルティメット・エディション)
 先週2がテレビでやってたのを何となく見てしまったので、「せっかくだから…」という感じでこちらも鑑賞。最新技術を駆使した超能力アクションに、突然変異であるミュータント達の苦悩を織り込んだ映画…と頭ではわかっていても、ふとした瞬間に「このウルヴァリンの髪型、やっぱ変だなぁ」とか、「プロフェッサー、すっごい綺麗に禿げてるなぁ」とか、「これがジャガーノート屯田兵じゃなくて?」とか、しょうもないところばかりに目がいって全然シリアスな話に入っていけない。まぁでもサイクロップスが誰にも見られてないとこでひっそり死んだりとか、プロフェッサーがニヤつきながら砕け散ったりとか、やっぱり何かが狂ってる気がするし、そんなシリアスな話でもないか。スパイダーマンはあのダサさがヒーローへの信頼感を呼び起こしたけど、X-MENのダサさを観てると次第にコスプレ大会を傍観してるような気分になってくる。話には混じっていけないけど、まぁなんか、色々あんだなという感じ。一番の見所は壁抜けガールのキティちゃんが可愛いという部分か…(弱い能力を賢く使う利発さが愛くるしい!)。あと、「マグニートーにキュア打つぐらいならジーンにも打てや!」とは思った。